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腰椎すべり症- 腰の病気

腰椎すべり症は腰椎が前後にずれてしまう疾患で、腰椎分離症が進行してなる場合と加齢とともに椎間板や椎間関節・靭帯がゆるんでなる場合とがあります。横にずれるケースを側方すべり、すべった部分がグラグラ動くケースは腰椎不安定症と呼ばれることもあります。初期は椎間板や椎間関節由来の腰痛が主体ですが、進行すると脊柱管狭窄症を生じることが多いです。中には腰椎がすべることで逆に脊柱管が広くなるタイプの方もいて、そのような場合には腰椎の不安定性による痛みを訴えることがあります。

腰椎分離症やすべり症が原因で腰椎の不安定性が生じ、骨と神経がこすれるために腰痛や下肢痛を訴える方がいます。そのような場合にはMRIで神経の圧迫所見がないので、しばしば「異常なし」と見逃されます。

すべり症

治療はやはり保存的治療が第一選択ですが、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を合併している症例では手術になることも多いです。多くの整形外科ではネジ・スクリューを用いた固定術(後方椎体固定術: TLIF・PLIF・CBT)が選択されています。手術後しばらくはそれで完治したと思われるのですが、数年すると隣接椎間障害と言って固定を行った隣接椎間(多くは直上の椎間)にヘルニアや狭窄やすべりを生じる場合が約半数に見られ、症状によっては再手術が必要になります。すべりに不安定性を伴うケースで不安定性が痛みの原因である場合に固定術は免れませんが、「身体のなかに金属は出来るだけ入れたくない」と考えるのが多くの患者さんの心理かと。私は腰椎すべり症であってもまずは固定をしないで内視鏡下に神経圧迫部の除圧だけを行うようにしています(金属を入れない方法)。それにより9割以上の方は症状がとれて治ってしまいます。しかし残りの1割の方は、残念ながら固定術が必要かと思われ、そのときには二期的に固定せざるを得ません。写真はスクリューを用いた固定術の例

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